【PHP講座②】 メニューを統一する

PHPを便利に使う一例として、「メニューを統一」する方法をご紹介します。

WEBサイト制作において、各ページのヘッダーやフッター、サイドメニューなどを同じもので統一したい場合があります。

ページ数が少ないうちはいいのですが、数百ページ以上あるような大きなサイトの場合、例えばヘッダーメニューに変更があった場合に数百ページ全てのメニューを変更しなければならず、大変な作業です。

メニューを統一する方法に、「フレームを使う」方法がありますが、諸々の事情によりあまりフレームは使うべきではありません。

そんな時、ヘッダーメニューを外部ファイルにして、PHPを使って各ページで読み込むようにしておけば、変更があった場合でも外部ファイル化したメニューを変更するだけで済み、フレームを使う必要もなくなります。
 

メニューを作成する

まず、各ページで読み込むメニューを作成します。

<ul>
  <li>メニュー1</li>
  <li>メニュー2</li>
  <li>メニュー3</li>
</ul>

上記のようにメニューだけを記述したファイルを作成し、「menu.txt」として保存してください。
ここでは拡張子を「.txt」としますが、「.html」でも「.php」でも構いません。
 

PHPで外部ファイルを読み込む

次に、作成したメニューをPHPで読み込む方法です。

<html>
<body>

<?php
  include(‘menu.txt’);
?>

<hr>
<p>コンテンツ</p>
</body>
</html>

include は、指定されたファイルを読み込むための命令です。
includeを記述した位置に、「menu.txt」の内容が読み込まれます。

上記の内容を記述して「sample.php」などとして保存し、ブラウザからアクセスしてみてください。
includeした位置に、「menu.txt」の内容が表示されるハズです。

この方法を応用すれば、ヘッダメニューやフッター、サイドメニューなどを外部ファイル化し、WEBサイトの更新や管理をラクにすることができます。

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