【PHP講座③】 HTMLでPHPを実行する
PHPスクリプトを動作させるには、基本的にファイルの拡張子を「.php」とする必要があります。
しかし、既に「.html」で作成されたウェブサイトなどの場合、全てのファイルの拡張子を変更するのは大変な作業ですし、拡張子の変更はURLの変更を意味しますので、既存サイトのファイル拡張子を変更することは避けるべきです。
そこで、拡張子「.html」のままでもPHPを実行できるように設定する方法をご紹介します。
.htaccessを作成する
PHPを動作させたいフォルダに「.htaccess」ファイルが無い場合は、新規に作成します。
まず、新規テキストドキュメントを作成して開きます。
テキストの内容を、次のように記述します。
既に「.htaccess」ファイルがある場合は、最後の行に追加してください。
AddType application/x-httpd-php .php .html
「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリックし、ファイル名を「.htaccess」、ファイルの種類を「すべてのファイル」にして保存します。(既存の.htaccessに追加した場合は「上書き保存」)
該当するフォルダに、作成した.htaccessファイルを置いて動作を確認してください。
サーバにより記述が異なる
上記は一般的な記述の仕方ですが、サーバによっては上手く動作しない場合もあります。
その場合は以下の記述で試してみてください。
AddHandler application/x-httpd-php .php .html
または
AddType application/x-httpd-php .php .html
AddHandler x-httpd-php .html
サーバによって他の記述が必要になる場合もあります。詳しくはお使いのサーバー管理会社にお問い合わせください。